秘密基地発見!
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イギリスに来て今週は最悪の1週間になりそうです。というのも、月曜に地元のシェフィールドユナイテッドがプレーオフで惜敗しプレミアリーグへの昇格を逃し、北朝鮮は核実験をして日本海に向けてミサイルを発射し、そして今日はチャンピオンズリーグでマンチェスターユナイテッドがバルセロナに良いところなく0-2で負けたからです。パブで友人たちと一緒に見ていたのですが、ウツな気分になって帰ってきました。なんかいいことないかな~と思いますが、悪いことは重なるとも言いますし・・・
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件の北朝鮮の核実験ですがイギリスでも流石にトップニュースクラスの扱いで報じてます。こちらの報道は日本で報道されている内容と大して変わらないですね。まぁ、日本や韓国と違って直接的な脅威がないので対岸の火事という雰囲気は伝わってきますが。
一点だけ気づいたのは、各国の対応を述べる際の主語です。周辺諸国の反応を述べる際、日本は、韓国は、中国は、ロシアは、というように国名が主語になります。しかしアメリカだけはバラック・オバマ大統領は、というように大統領名が主語になります。つまり、大統領個人に権力が集中しているから国の対応=大統領の意向ということになるのでしょうね。
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日本では豚インフルエンザ騒動がまだ続いているようですね。ネット情報で見る限り、マスクが売り切れになるとか大阪でのイベントが中止になるとか、相当な過剰対応になっているように思えます。
日本での感染者数は300名を超えたそうですが、イギリスでは22日現在で117名にとどまっています。数字だけ見ると日本だけ感染が拡大しているように見えますが、実態は違うと思います。と、言うのは、イギリスは空港で全く検疫をしていないので感染者数を正確に把握できているはずがありません。まず確実に日本以上の感染者数がいるはずだと思います。なぜかというと、イギリスでは日本のように機内検疫もなければ海外からの帰国者への追跡調査もないからです。まぁ、全家庭に今回のインフルエンザ対策のリーフレットが配られるといった対応はありましたが、5月初めに連日過熱報道していたわりには、現在は全く報道されなくなりました。
正直言って、日本が過剰反応なのかイギリスが冷静というか適当なのか分かりません。たぶんどっちも正解なのかもしれませんね。先日ヒースロー空港に用事があって行ったときに日本人だけがマスクをしていて笑えましたが、まぁ、全く対応をとらない日本人以外の人も考えが甘すぎるなぁと思います。
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先日所用があってロンドンに行ってきたんですが、国会議事堂近くに行ったところ、数百名のスリランカ系移民と思われる人たちが道路に座り込みをしながらスリランカで起きているテロ掃討作戦を即時中止するよう訴えていました。
驚いたことにたくさんの子供たちまで参加しており、子供が中心になってStop the war, NOW! と叫んでいました。トラの旗が振られていましたから、どうやらテロ活動を行っているとされているタミル・タイガーの支持者たちなのかもしれません。
なんにせよ、この作戦で一般市民にも多数の死傷者が出ているそうです。あまり日本ではニュースになっていないようですが、その死傷者の規模は先日イスラエルがガザに侵攻した際よりも多いと言われています。イギリスは旧宗主国ですから、テレビでも新聞でも大きく報道しています。日本のメディアは海外での日本のプレゼンスが低下していると報道することもありますが、海外に注目してもらおうとする前に日本自らが今現在世界で起きていることをしっかりと認識しなくてはいけないと思います。
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最近お気に入りの番組がBBCのThe Apprenticeです。日本語で言うと、実習生とか研修生という意味になります。
番組では青年実業家を目指す若者が10数名集まり、2チームに分かれてさまざまなビジネスタスクをクリアして行き、負けたチームから毎週一人ずつ解雇されていくというストーリーです。ビジネスタスクは、ケータリング、クリーニング、寂れた街を観光都市としてリブランディングすること、新しいコスメティック商品やフィットネス商品を発案して商品化することなど多岐にわたります。
2チームに分かれたイギリス人の若者たちは、お互いに協力しあいながらも自らの生き残りをかけて激しく意見を衝突させながらビジネスタスクをクリアしていきます。この過程ですが、やらせか!と思えるほどapprenticeたちが激しくぶつかりあいます。そして最も激しくなるのが、負けたチームの中から解雇者を一人選ぶシーンです。解雇者を決めるのは有名な実業家Sir Arenですが、Sir Arenの前でapprenticeたちが激しくお互いを非難しあい、自分こそが優秀で勝ち残るにふさわしい、他の候補者たちがいかに無能かを主張しあいます。まぁ、はっきり言って醜いののしりあいが続くので、Sir ArenもAll of you're giving me a headache! I don't wanna hear your voices any more today. なんて弱音を吐く始末です。
この弁解のシーンを見ていると、日本人とは考え方がやっぱり違うな~と思ってしまいます。まず第一に、みな自分の落ち度を決して認めようとしません。明らかなミスであり、結果を見れば非が明らかであるにも関わらず、決して非を認めようとしません。第二に、異常なまでに自らが優秀であり解雇に値しない優れた人材であることを主張します。まったく根拠がないにも関わらず、自分には才能がある、成功が運命付けられているとまで主張します。そして第三に、人の主張に耳を傾けず、話をさえぎり自分の主張を押し通そうとする人が多いことです。まぁ、良い面を挙げるとすれば、20~30代そこそこの年齢で百戦錬磨のビジネスパーソンを相手に物怖じもせずに主張できるところでしょうか。
残念ながら日本では視聴できないでしょうが、イギリスに留学する人はネットでBBCのサイトから視聴できますから、ビジネス英語の勉強にもなりますのでお勧めです。
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豚インフルエンザの感染が広がる一方のイギリスですが、昨日Daily Telegraphが与党労働党の国会議員のスキャンダラスな情報を報道したために、いまイギリスはこのニュースで持ちきりになっています。
イギリスの国会議員の給与は大臣クラスで141,866ポンド(約2100万円)ですが、これ以外に議員としての必要経費がある程度認められます。問題は、この経費を利用して国会議員たちが家のリフォームを行ったり掃除機やピザを買ったりなどという、政治活動の費用以外に経費を使用していたことが発覚したことです。このように国民が唖然とするような経費請求はどうやら国会議員の中では一般化しているようであり、モラルが破壊していると酷評されています。ブラウン首相も例にもれず、自宅のクリーニング代、年間1,500ポンドを経費で落としていたのだそうです。
このため、国民の間では与党政治家に対する非難が巻き起こっています。しかし、不思議なのは経費の使途がリークされたのは与党議員だけにとどまっているということです。野党保守党、自由民主党の経費に関しては全くリークされていません。このスキャンダルが野党にまで飛び火するのか、それとも政権にある与党だけを攻撃して終わるのか、今後の動向に注目が集まります。
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ロンドンは観光名所が多いですが、一番お気に入りなのはサウスケンジントン駅前ですね。ここには写真のヴィクトリア・アルバート博物館、以前紹介した自然史博物館、科学博物館、BBC PROMSが行われるロイヤル・アルバート・ホールなどがあるからです。
ヴィクトリア・アルバート博物館には彫刻や食器類、宝石類、衣装類などいろんなものが展示されています。中でも一番印象に残ったのは故ダイアナ妃が着た真珠のドレスでしたね。
サウスケンジントン駅前の博物館めぐりをするだけで、2日間くらいは余裕でつぶせますのでお勧めですね。なんと言ってもイギリスの博物館は無料なのが良いですね。まぁ、維持費のために5ポンド程度は寄付するように心がけていますが。
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日本では第一外国語として中学校から英語教育が始まりますが、この話をすると他の国の人から驚かれます。なぜか?って。遅すぎるだろ!と突っ込まれるのです。他の国では5~6歳くらいから外国語教育を始めるのが一般的だからです。
先月の話ですが、オバマ大統領がチェコのプラハを訪れた際に演説を行いました。その放送を見ていて驚いたことに、オープンエアで行われたその演説を聴くためにたくさんのチェコ人が集まっていましたが、通訳がいないのです。つまり、その場に集まった一般の人たちはオバマ大統領の演説を英語のまま理解していたんですね。日本じゃこういうことはありえないと思います。
スウェーデンに旅行に行った人から聞いた話によると、驚いたことにゴミ拾いの清掃人の人まで流暢な英語を話していたそうです。
日本でも小学校から英語教育を始めるべきだという議論があり、賛否両論があると思いますが、基本的に良いことだと思います。ただし、日本の英語教育そのものは実用性に乏しいと思いますので、大幅な改定が必要だと思います。英文法を身につけるという点では良いのですが、聞く・読む・話す・書くという語学の四要素をもっと重点的に鍛えないと、高校または大学を卒業した時点で海外の人と英語を使ってコミュニケーションすることは難しいと思います。
教育内容だけではなく、英語教師の質の問題もあるのだと思います。英語教員を目指している友人から聞いたのですが、中学教師にTOEICを受験させた場合、720点以上の点数を取れる人は2割以下なのだそうです。720点というのは、海外旅行をする分にはあまり困らない英語力かもしれませんが、英語圏で大学に進学するとか働くということは絶望的に無理なレベルです。
国民全員が英語などの外国語を話せるようになる必要はありません。しかし、グローバル化が避けられない現状で十分な語学力をもつ人材の重要性が増すことはあっても減ることはないでしょう。
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5月4日時点で、イギリスの感染者は23人に上りました。日本では疑い症例はあるようですが、いまのところ感染者ゼロらしいですね。こちらではアメリカから帰国した11歳の女の子の感染が発覚したために、当該生徒が通っているロンドンの学校の一時閉鎖が決まりました。
感染者が出ているのでこちらの報道は当然過熱していますが、感染者を顔写真つきで報道することに驚きました。一部の感染者はBBCのインタビューにも応じています。インタビューといってもインタビュアーが直接話を聞くわけにもいきませんから、感染者が自宅の玄関に出てきて、望遠カメラで離れたところから感染者を写し、なおかつインタビューは電話越しに行うというものです。そこまでしてインタビューをする理由がよくわかりませんが・・・。
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夕方のBBCで、世界的な不況の影響からか日本で共産党員が増えているというニュースが流れました。福田首相の辞任を全く報じなかったBBCが共産党のニュースを流すなんて、不思議に思いましたね。まぁ、冷戦は終わったとはいえ、いまだにcommunistに対する差別意識でもあるんでしょうか?
共産党によるデモ行進や、党大会の模様を報道し、最近共産党員になったという人や共産党議員にインタビューしていました。インタビューを受けた人々は、口々に日本では失業率が増大し、かつ所得格差が広がり人々の生活がどんどんと悪くなっていると答えていました。
まぁ、正直外国から眺めていると、日本の問題なんて比較的マシじゃん?って思ってしまいます。たとえば
失業率 所得格差 消費税
日本 4.8% 3.4倍 5%
イギリス 6.7% 7.2倍 15%
アメリカ 8.5% 8.5倍 6~9%
フランス 7.8% 5.6倍 19.6%
ドイツ 7.4% 5.2倍 19%
スウェーデン 6.9% 4.0倍 25%
注1:所得格差は国民全体の上下それぞれ20%の平均所得の比較
注2:諸外国の消費税は食料品等生活必需品は非課税
注3:アメリカの消費税は州ごとによって異なる
ソース
失業率:http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/3080.html
所得格差:http://image.guardian.co.uk/sys-files/Guardian/documents/2009/03/13/inequality.pdf
消費税:http://www.mof.go.jp/jouhou/syuzei/siryou/102.htm
BBCの報道では日本の問題点を挙げましたが、具体的数値の言及やヨーロッパ諸国との比較は報道しませんでした。麻生首相が外務大臣時代に、他国の外務大臣と話すときに日本の失業率や所得格差などの話になると、どこの国の大臣も「うちの国より全然いいじゃないか!日本のどこに問題があるんだ!」と言われて答えに困ったそうです。
もちろん日本国内に問題がないわけじゃありませんが、あんまり騒がずに冷静に対処してほしいもんです。ちょっと外に目を向けてみたら、他の国はもっと大変ですよ~。
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イギリス人はコメディもディベートも大好きみたいなんだけど、これをくっつけちゃったのがArgumental。時事問題をテーマにして、それをジョークで飾りながらディベートを行い、赤組青組(日本なら白組だね)のどちらのチームが勝ったかを投票で決める番組です。
最近イギリス軍がイラクからの撤退を決めましたが、イギリスはイラクで勝利または成功を収めたのだろうかという議論が沸き起こっています。そこで、Argumentalでもこの話題を取り上げたのですが、もちろんまじめなディベートじゃなくて時々ピー音も入るようなディベートで面白おかしく進行するのです。でもね、戦争でイラク人だけじゃなくイギリス人もたくさん亡くなっていて、その中には罪のない女性や子供もたくさん含まれているのに・・・。イギリスに来て思うのは、タブーというか、自重するということがあまりないということ。日本はタブーが多すぎて議論すらできないことって多いから、タブーをつくらずに自由に議論できる環境は見習うべきことだと思う。でも戦争で笑いをとるなんて、そんなの必要ないと思います。
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